🤖 AIニュース|中小企業が使える生成AI最新動向
2026年09月04日更新
📚 目次
- 今週のビッグニュース Top 3
- 中小企業で使えるAIツール ピックアップ
- まとめ
Adobe(アドビ)が、ビジネスチャットツール「Slack(スラック)」の画面から Photoshop などのツールを直接呼び出せる新サービスの提供を始めました。Slackは社内連絡に使うチャットアプリで、中小企業でも導入が広がっています。これまで「チラシの写真を差し替えたい」となれば、担当者が専用ソフトを開いて作業する必要がありました。新機能では、会話の流れのまま「この画像の背景を白にして」「この内容をPDFにまとめて」と頼むだけで、成果物がそのまま返ってきます。デザイン専任者がいない会社ほど効果が大きい変化です。
Googleが、生成AI「Gemini(ジェミニ)」の高速・低コスト版にあたる新モデルを公開しました。注目すべきは、前のバージョンからわずか3週間での更新にもかかわらず、料金が据え置かれたことです。「高性能なAIは高い」という常識が崩れ、同じ費用のまま性能だけが上がっていく流れが続いています。あわせて、話しかけるだけで議事録づくりや予定調整を進められる音声機能、パソコンで声をそのまま文字にする入力機能も強化されました。キーボード入力が苦手な社員でも使えるのは、現場を抱える会社にとって大きな利点です。
老舗のみそメーカーが、社内での生成AI利用率86%を達成した事例が注目を集めています。70代の会長まで自分で使い始めたそうです。ポイントは、社員に向かって「AIを使おう」と号令をかけなかったこと。「この作業、もっとラクにならないか」という日常の困りごとから入り、小さな成功体験を先につくったことが効いたといいます。一方で「AIを入れたのに仕事が楽にならない」という声も根強く、削減できたはずの時間が別の作業に吸い込まれてしまう現象も指摘されています。
今週は「AIをどこに置くか」が問われた一週間でした。新しいツールを増やすより、社員が毎日開いているチャットやメールの中にAIを差し込むほうが、確実に使われます。なお、大手のAIサービスが同時に一時停止する障害も発生しました。1つのAIに業務を全部預けきらず、代わりが利く状態にしておくと安心です。まずは音声入力とメール下書きから、気軽に試してみてください。
