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定着と自走

セミナーの録音を、コラムの下書きに変える|AIで進める5つの手順

セミナーの録音は残っているのに、ホームページの記事まで手が回らない。そんなときは、録音から文字起こしを作り、AIで見出しと下書きを組み立てる方法があります。話した内容を材料にするため、白紙から書き始める負担を減らせます。

ただし、録音を渡して、そのまま公開する進め方は避けたいところです。誰に何を伝える記事かを決め、使える情報を選び、最後は人が確かめる。この流れを、WordPressのコラム制作にも使える5つの手順に整理します。

1.読者とテーマを一つに絞る

まず「誰が、何を判断できるようになる記事か」を一文で決めます。経営者に向けた記事と、操作を覚えたい担当者向けの記事では、残す説明が変わります。

セミナー全体を一記事に詰め込む必要はありません。録音の中から一つの疑問に答えている部分を選び、使う範囲と必ず残したい説明をメモします。話した順番より、読者が理解しやすい順番を優先しましょう。

2.録音をAIに渡す前に、利用範囲を確認する

録音への同意、外部AIサービスでの処理、記事としての公開は、分けて確認します。登壇者との取り決め、参加者の質問、紹介した顧客事例、第三者の資料などが、今回の利用範囲に含まれるかを担当者が確かめます。

利用するサービスの学習への利用、保存・削除の条件、閲覧できる人の範囲も確認します。顧客名や未公開の数字など、入力を認めていない情報は先に取り除きます。名前を消すだけでは相手が分かる場合もあるため、判断がつかない部分は使わず、社内の責任者に確認してください。

3.文字起こしを作り、原音に戻れる状態にする

音声に対応した文字起こしサービスなどでテキスト化し、元の録音と一緒に保存します。利用できる形式や長さ、話者の識別などはツールによって異なります。

人名・会社名・専門用語は、聞き間違いがないかを先に確認します。記事に使う箇所には、録音の時刻や参照資料のページを残しておくと、後の確認がしやすくなります。聞き取れない部分や発言者が不明な箇所は、推測で埋めず「要確認」にします。

4.見出しを確認してから、下書きを依頼する

最初から完成原稿を求めるより、先に見出しと各節の要点を出してもらい、記事の方向を確認します。大事な条件や具体的な説明が抜けていないかを見てから、本文へ進みます。

AIには、次のように依頼できます。

以下の文字起こしを使い、中小企業の経営者向けのコラム構成を作ってください。テーマは[今回伝えること]です。見出しと各節の要点を示し、根拠となる録音時刻も残してください。資料にない実績・数字・発言は加えず、不明点は「要確認」としてください。構成を確認するまで、本文は書かないでください。

構成が決まったら、本文の下書きを依頼します。話し言葉を読みやすく整えても、発言の意味や条件は変えないように伝えます。時刻の記載もAIが間違える場合があるため、照合の手がかりとして扱いましょう。

5.人が照合し、WordPressの下書きで仕上げる

文章の読みやすさだけでなく、次の点を原音や資料と照合します。

  • 人名・社名・日付・数字が正しいか
  • 「この条件なら」といった前提が落ちていないか
  • 引用した発言が正確で、発言者を取り違えていないか
  • 他社の事例を自社の実績として書いていないか
  • 公開できない情報や、利用確認が済んでいない資料が残っていないか

開催後に変わった料金や機能は、公開前に公式情報でも確認します。確認済みの本文をWordPressの下書きに入れ、見出し・リンク・画像の利用条件・スマートフォンでの表示を確認してから、公開承認へ進めます。

音声から記事を作るサービスの例

note株式会社は、音声・動画・テキストをもとに原稿案を作る「AI執筆サポート」を提供しています。公式説明では、文字起こし、Q&A、構成、原稿の4点を生成し、人による仕上げを前提としています。note pro契約者向けの機能であり、WordPressの標準機能ではありません。

参考:note株式会社「社内の課題から生まれたAI執筆サポート。開発者・田中さんが語る『ひととAIの協働』」

まずは一本、公開までの手順を通してみる

最初は、利用範囲が明確な録音から一つのテーマを選びましょう。準備・確認・修正にかかった時間も残すと、次にどこを改善すればよいかが見えてきます。原稿を作る担当者と、内容を確認する人を先に決めておくことも大切です。

GATUNでは、業務の棚卸からAIの活用、現場への定着までを支援しています。自社の情報発信をどこから見直すか迷う場合は、現在の制作手順からご相談ください。

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製品情報の確認日:2026年11月3日。利用条件や機能は変更されるため、導入時は公式情報と契約内容を確認してください。

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